20141114_challengeこのウェブサイトに来てくださる皆様、ご無沙汰しております。いつも記事を楽しみにして下さっている皆様、長い間のお休み、すみませんでした。私事なのですが長年勤めたNY市での仕事を辞め、アメリカ西海岸への引越しが決まり、その後の見通しが付くまでウェブサイトのアップデートが出来ずにいました。転職や引越しという転機に伴い、活動拠点がニューヨークから離れたことで、今後の記事投稿の方向性に悩んでいました。今では日本でのLEED認知度も高まり、記事を提供する意味があるのか判らず、次のステップを見失っていました。

しかし依然としてインターネット上のLEED 認証に関する現状は大きく変わっていないように思えます。未だにインターネットでのLEEDに関する日本語情報は少ないのですが、興味を持つ方の数は減らず、未だにお問合せも多いです。新しいバージョンの発表から、LEED 認証システムは複雑化していますが、それを判りやすく噛み砕いて日本語での記事提供は皆無に近いです。

引越しや転職に伴い、時間的に継続が難しくなっていましたが、このウェブサイトからの情報で今後の日本の建築業界が少しでも世界に広がることに役立てばと、記事投稿の再開を決意しました。これからの記事はカリフォルニアに特化した記事も織り交ぜますが、世界中の様々な情報をLEED認証やグリーンビルディングに絡めてお伝え出来ればと思います。

アメリカで環境意識が高い州カリフォルニア

2014-11-08 17.10.21

映画で有名なハリウッド。この後ろからハリウッドサインが見えます。

ニューヨークから引越した先はカリフォルニア州。日本国内移動ではありえない飛行機8時間移動を経てロサンゼルス市へ向かいました。こんなに離れると、勿論気候も法律も違います。イメージはハリウッド映画の発祥地で毎日穏やかな天候と緑の多い住みやすい土地かと思いきや、厳しい水不足、貧富の差、交通渋滞が引き起こす自動車の排気ガスからの二酸化炭素の増加など、環境汚染が大きく問題となっています。温暖化ガスの年間排出量はスウェーデン一国の排出量に匹敵する規模であり、2007 年からに「GREENLA イニシアティブ」を策定し、2030 年までに1990年比で35 %削減という、かなりアグレッシブで高いCO2 削減目標を掲げています。

アメリカの中でも早い段階から様々な環境問題に注目していた州で、グリーンビルディングカウンシルのLAチャプターは2002年という早い段階からが創立されたのだそう。住宅・建築物では、LEED 認定の建築物を推進するインセンティブを公表していたり、公共交通機関のグリーン化、水の使用量の20%節減、「ごみゼロ」を目指すリサイクル・プログラムの充実 や、空港や港湾のグリーン化など、広範な分野で取り組んでいる市です。

ニューヨークとロサンジェルスから新たな記事を!

そんな意識の高い州からの取り組みはとても興味深いのですが、大都市としてニューヨークの今後の環境の取り組みも気になるものです。そこで今後の記事は私一人だけでなくニューヨークからの記事もお伝え出来ればと思い、現在ニューヨークに住む島田智里さんを、ブログ発信の新しい仲間として迎える事にしました。島田さんは、現在ニューヨーク在住でニューヨーク市公園リクリエーション局で唯一の日本人として、都市計画や公園規格に関する仕事をしています。LEED APでもあり、USグリーンビルディング協会で10年以上前からボランティアスタッフとして参加されてい、、都市環境問題にとても豊富な知識と経験から記事を提供してくれる事になりました。最近では、ニューヨークのローカル新聞である週刊NY生活誌に紹介されていました。

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最近特集された島田智里さんの記事

環境に対する取り組みや建物が与える環境への影響はグローバルに影響していると考え、ニューヨークやロサンゼルスに限らず、様々な場所から皆様にアメリカの取り組みや都市の環境問題をテーマに、記事を書いていきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

資料

■グリーンビルディングカウンシルのLAチャプター:ホームページ

■週刊NY生活誌:島田智里さんの記事

■島田智里さんについて