200店舗がLEED認証を取得している会社として、以前「LEED認証200店舗取得のシティーグループ」という記事でシティーグループ社を紹介しましたが、LEEDプロジェクト以外にも、環境に配慮する方針をシティーバンクのウェブサイトで紹介していました。

「グローバル・シチズンシップ」と名づけられたページには、環境への誓いが。

シティーグループは全体で26万6千人の従業員と12万戸の施設を100カ国で持っている巨大な企業です。多くの人と関わる企業として、地球の市民権(Global Citizenship)とタイトルが付いているページでは、環境の上にビジネスが成り立っていて、どれだけ環境に配慮するかが、経営を持続させる上で重要な鍵となっていて、環境への悪影響を減らす努力で、従業員を始め顧客や会社に関わる全ての人からの信頼を得られると説いています。

シティーグループの2015年に向けた目標

そこで2015年までにシティーグループが環境に対して掲げたのは、6項目の目標です。以下の通り。

•    温室効果ガス(GHG)の放出を25%減少
•    埋立地に運ばれるゴミを40%減少
•    水の使用を20%減少
•    世界中で所有の不動産の15%がLEED認証取得
•    コントロール可能な場所でのエネルギー効率を20%増加

この中にある温室効果ガスはその名の通り、地球を温室の様な環境にしてしまうガスの事です。環境省において年間排出量などが把握されている物質としては、二酸化炭素 (CO2)、メタン (CH4)、亜酸化窒素(N2O、=一酸化二窒素)、ハイドロフルオロカーボン類 (HFCs)、パーフルオロカーボン類 (PFCs)、六フッ化硫黄 (SF6) の6種類が上げられています。

温室効果ガスと地球温暖化の繋がり

地球表面は太陽の光で温められていますが、同時にその熱は宇宙へと放出されています。しかし大気中に存在するGHGと呼ばれる気体が熱の一部を吸収して、地球の気温を生物の生活に適した温度に保ってくれています。
温室効果ガスが無いと地球の平均気温は-19℃位にもなると言われていて、地球に必要なガスなのですが、温室効果ガスが増加した影響で、大気中に熱がこもり気温が上昇し続けています。これが地球温暖化が起こる原因とされています。

出展:チャレンジ25キャンペーンホームページ

このGHGを減らす為にシティーグループでは、施設での設備を効率的なものに置き換えたり、現存の設備公立が上がるように、ビル管理の見直しを実施しています。LEED認証を支持する為に再生可能エネルギーの購入もしていますが、これもGHGを減らす取り組みとなります。

日本にもあるLEED認証を取ったシティーの店舗

日本でも、以下のシティーバンクの施設は2010年からLEED認証を取得しています。調べてみると現在9つの店舗がLEED認証を取得しています。

•    青山支店(LEED CI 2.0/ゴールド)
•    池袋支店(LEED-CI v2009/ゴールド)
•    神戸支店(LEED-CI v200/ゴールド)
•    名古屋支店(LEED-CI v2009/ゴールド)
•    日本橋支店(LEED-CI v2009/ゴールド)
•    東新宿支店(LEED-CI v2009/ゴールド)
•    西新宿支店(LEED-CI v2009/ゴールド)
•    東京駅前支店(LEED-CI v2009/ゴールド)
•    天王洲アイル支店(LEED CI 2.0/シルバー)

LEED認証ゴールドを取得した青山の店舗

LEED認証を取得した9つの支店の中で8つがゴールド認証を取得していることから、シティグループの環境に対する意識の高さが感じられますね。

現在のCitiホームページはバックグラウンドが富士山でした!

シティーグループは過去10年間で、総額500億ドルを再生可能なエネルギーやエネルギー効率化のプロジェクトにあてているそうです。自然環境に責任を持ち、持続可能な社会を作り続ける企業だからこそ、多くの人から支持を得て欲しいと願っています。

とても勢いが感じられるシティーグループの政策ですが、こうした企業が増えることで日本でも環境に配慮した空間が増えていくのは嬉しいことです。

 

資料: